「人事異動で知識や経験の継承が難しい」市町村で初『防災専門職』を採用予定の吹田市 災害対策に注力「災害対応のプロフェッショナル人材を育成したい」（2024年5月9日）

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大阪府吹田市が防災の専門職員を採用します。市町村で初めてとなる試み、その狙いとは？ 　吹田市では２０１８年の大阪府北部地震で、災害対策本部の設置の遅れや部署間の情報共有などで問題が浮き彫りになったということです。その後、災害対策に力を入れていて、今年１月に起きた能登半島地震でも現地に職員を派遣するなど人材の育成を進めていますが、大きな課題があるといいます。 　（吹田市危機管理室　柴野将行参事）「どうしても数年で人事異動があって、専門的な知識や経験の蓄積・継承が難しい状況になっています」 　そこで吹田市は、継続して災害対応を担う人材を確保しようと、全国の市町村で初めてとなる『防災専門職』の採用を始めることにしました。 　（吹田市危機管理室　柴野将行参事）「上町断層帯地震であったり、南海トラフ巨大地震に備えて長期的な視点を持ちまして、住民の方との連携であったり、災害対応のプロフェッショナルの人材を育成していきたい」 　吹田市は５月８日、防災を学ぶ大学生に関心を持ってもらおうと説明会を行いました。 　（大学４年生）「職員さんが派遣先の被災地でどのようなことをするのかを具体的に聞けてとてもよかったです」 　（大学４年生）「防災専門職は他の市町村にはないので、吹田市に挑戦してみたいなと思いました」 　吹田市は今年度、新卒予定の大学生などを対象に、数人を採用したいとしています。 ▼MBS NEWS HP https://www.mbs.jp/news/ ▼最新ニュースや特集を毎日配信　チャンネル登録お願いします！ https://www.youtube.com/c/MBSnewsCH?sub_confirmation=1 #大阪　#吹田市　#防災　#専門職員　#採用　#市町村　#初　#大阪府北部地震　#災害対策本部　#情報共有　#災害対策　#能登半島地震　#派遣　#説明会　#プロフェッショナル　#人材　#南海トラフ巨大地震　#MBSニュース　#毎日放送